デザイナーズ住宅と生活環境

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デザイナーズ住宅と生活環境デザイナーズ住宅とはいえばどのようなイメージを思い浮かべるでしょうか。建築家のセンスやコンセプトのもと、個性やデザイン性を前面に押し出した物件というイメージが強いと思います。同時に居住性よりもデザイン性を優先しているとも。そしてこのデザイン性の優位がデザイナーズ住宅の魅力でもあり、デメリットの要因にもなるのです。


たとえば統一したコンセプト。1つのコンセプトに基づいて家を建てた場合、日常生活に支障をきたす場合もあります。開放的な空間づくりを目指した結果、プライバシーが十分に守られない、などは典型的な例でしょう。また中庭を造ったはいいもののバルコニーを造らなかったら洗濯物を干すスペースを確保できなかった、スペースの有効利用のために螺旋階段にしたはいいものの、高齢者や子供が上り下りするには急で危ないといったケースなどもあります。

また、洋風の造りが多いのもデザイナーズ住宅の特徴です。新生活をはじめた当初はよかったものの、次第に日本の住宅が懐かしく感じてくることも考えられます。ベッドはどうしてもなじめず、布団で眠りたい。ソファで腰掛けてくつろぐよりも畳の上でのんびり横になりたい、など。


こういった生活環境とデザイン性のバランスは事前にしっかりと考えておく必要があります。これまでの生活環境を一気に変えてしまうような構造はできるだけ避けたほうが無難でしょう。デザイナーズ住宅に住む際には日常生活への適応性もやはり重要なポイントとなってくることを忘れないようにしたいものです。